バイトでウォーキングの時間というのがあって、いつもお寺にいきます。
ので、いつもお参りをする。
見当違いなのかもしれないけど、願い事をいつも唱える。

昔は
「新人戯曲賞がとれますように」
だった。まだとれてない。

それから
「とんでもなく面白い戯曲がつくれますように」
になって最近は
「演劇をつくることになによりも一生懸命になれますように」

になりますた。

まあ、なんつーか
努力さえできたら結果なんていくらだってついてくるきがするんだよ。

でも、それのなんてもどかしい。
「なによりも一生懸命」
それのなんと難しい。

読みたい戯曲も見たい芝居も受けたいトレーニングも山ほどあるのにやってないこと沢山あるの。
ああ、友達と飲んでる暇があればやれよ、と思うんだけどね。
目先の楽しさや幸せに時間も金も割いてしまうよ。

でも全部犠牲に出来て、芝居できたら幸せかというとそうではないでしょうけど。

しかし
しかしね・・・

幸せになれなくっとも、すげえ面白い芝居書きたい。

この破滅的なかんじって、まあ、恋愛に近いよね。
そして書き出すと、片想いのように苦しいし。
すぐに逃げ出したくなってしまうの。
やりたい気持ちとやりたくない気持ちでふらりふら。

うーん、楽に恋したい。
でもやっぱ何をしてでも、このひとと添い遂げてしまいたい。

そんな気持ち。
ああ、畜生、お芝居に一生懸命になりたいな。
一途に、はまりこみたいな。
そして両想いになりたいな。

でも今日は主宰している劇団ダルメシアンの後輩送別お遊び会。
くは。明日しめきりなのに！？

・・・。

多分いくダメな私です。
仮にも団長だしね、とか理屈をつけて。
浮気性です。
せめていくまでに、もうちょっと作品を口説いていこう・・・


坂本　鈴