2012年01月31日 (火) 15:33 | 編集
あっという間に睦月も晦日になりました。今日は、読んだ本の話を書いてみます。
お金が極端にないため、どうしても手元に置きたい資料的な書物や戯曲以外は買わないようにしていますが、もちろんそれ以外も読みたい本は数多くあるので、そうした本は基本的に図書館で借りて読むようにしています。
そんな中で、多くの図書館や公共施設などには「リサイクル本コーナー」というのがあって、欲しい人は無料で持ち帰れるのですが、時々かなりの掘り出し物もあり重宝しています。とても有難い存在です。
そのコーナーで頂いてきて最近読んだ本の中に、『ソフィーの世界』(ヨースタンイン・ゴルデル=作、池田香代子=訳)という本があります。15年ほど前に日本で翻訳出版されて話題になったノルウェイの作家の作品です。
私は、幼い頃から読書が大好きで、友達などの間でも比較的よく読む方だと思いますが、今まで偏った読書遍歴だったせいもあってか、よく「これだけは読んでおきたい」などと言われる古典・名作・話題作だけで考えても、夥しい数の未読作があり途方に暮れていますが、この本も「今頃かよっ!」と言われそうな一冊です。
ご存知の方も多いと思いますが、この作品は少女の元に不思議な手紙が届いたのがキッカケで、少女にだけ見えるような先生から哲学の歴史を学ぶようになり、同時に自分の存在などについて考えながら成長していくお話です。
ファンタジー的な構造を持ちながら、哲学史の入門書にもなっていて、ずっと哲学という分野に興味がありながら、ちゃんと勉強しないできた私のような怠け者にとって、とても面白かっただけでなく、哲学のことが少しだけわかったし、生き方について考える上でも大変有益な本でした。
この本と多少似ている本で、やはり古典的名作と呼ばれる『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎=作)も、去年古本屋で格安の文庫本を見付けて読みましたが、これまた大変感銘を受けました。これも、まさに「今頃かよっ!」シリーズですが、そんなシリーズに属する本がまだまだ数多く残っているので、「読まずに死ねるか」じゃないですけど、健康に気をつけて長生きしなければと思っています。
校倉 元
お金が極端にないため、どうしても手元に置きたい資料的な書物や戯曲以外は買わないようにしていますが、もちろんそれ以外も読みたい本は数多くあるので、そうした本は基本的に図書館で借りて読むようにしています。
そんな中で、多くの図書館や公共施設などには「リサイクル本コーナー」というのがあって、欲しい人は無料で持ち帰れるのですが、時々かなりの掘り出し物もあり重宝しています。とても有難い存在です。
そのコーナーで頂いてきて最近読んだ本の中に、『ソフィーの世界』(ヨースタンイン・ゴルデル=作、池田香代子=訳)という本があります。15年ほど前に日本で翻訳出版されて話題になったノルウェイの作家の作品です。
私は、幼い頃から読書が大好きで、友達などの間でも比較的よく読む方だと思いますが、今まで偏った読書遍歴だったせいもあってか、よく「これだけは読んでおきたい」などと言われる古典・名作・話題作だけで考えても、夥しい数の未読作があり途方に暮れていますが、この本も「今頃かよっ!」と言われそうな一冊です。
ご存知の方も多いと思いますが、この作品は少女の元に不思議な手紙が届いたのがキッカケで、少女にだけ見えるような先生から哲学の歴史を学ぶようになり、同時に自分の存在などについて考えながら成長していくお話です。
ファンタジー的な構造を持ちながら、哲学史の入門書にもなっていて、ずっと哲学という分野に興味がありながら、ちゃんと勉強しないできた私のような怠け者にとって、とても面白かっただけでなく、哲学のことが少しだけわかったし、生き方について考える上でも大変有益な本でした。
この本と多少似ている本で、やはり古典的名作と呼ばれる『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎=作)も、去年古本屋で格安の文庫本を見付けて読みましたが、これまた大変感銘を受けました。これも、まさに「今頃かよっ!」シリーズですが、そんなシリーズに属する本がまだまだ数多く残っているので、「読まずに死ねるか」じゃないですけど、健康に気をつけて長生きしなければと思っています。
校倉 元
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