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劇団劇作家ブログ
現在、劇団劇作家に参加している劇作家がお送りする日常のあれこれ
内部リーディングとサプライズ
2013年02月28日 (木) 14:17 | 編集
 2月24日の日曜日、「内部リーディング」を開催しました。
 劇団内で合評会にかけた作品を俳優さんに読んでいただき、ディスカッションをしてご意見を伺う、という勉強会です。通常の合評会では聞けない俳優さんたちのご意見や、ゲストの演出の方のご意見などを伺い、刺激になりました。


 リーディングにかけられた作品は3作品。


「乞食嘆―説教節『信徳丸』より」校倉元
「みすずかる」大森匂子
「洋燈の灯る家 安井編」村尾悦子


 それぞれまったく違う作風ですが、俳優さんの声とからだを通していただくことで気づくことも多く、勉強になりました。3作品ということもあり、ディスカッションを含めて、午後から約6時間半に渡る勉強会でしたが、いつもとても気持ちよくご協力くださる俳優の皆さんには、本当に深く、深く、感謝です。お疲れのなか、その後の交流会(という名の飲み会)にもご参加いただき、そこでもまだ熱く作品のことが語られ、芝居の話で楽しく盛り上がり、劇団劇作家のメンバーたちは本当に幸せ者だと、改めて実感いたしました。


 この会の終わりに、「今日、ちょっとサプライズがあります!」という劇団員の声。
 「あれ、誰かお誕生日だったっけ?」と頭を巡らせていた私に、思いがけず、花束が…。
 実は、昨年書いて、沖縄のキジムナーフェスティバルで上演しました『空の村号』で、思いがけず、斉田喬戯曲賞をいただいたのですが、劇団員たちが、サプライズでそのお祝いをしてくれたのでした。
 本当にびっくりして、そして、本当に、ありがたかったです。
 みんな、ありがとう!


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 『空の村号』は、3月から、全国、あちこちで上演します。
 最初は、3月19日、19時から、新宿の全労済ホール/スペースゼロですが、今回は地元の横浜でも上演があります。
 近いうちに、またこのブログと、公演情報でご連絡いたします。


 篠原久美子
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