2016年11月15日 (火) 20:11 | 編集

十二月第一週と第三週に拙作が上演されます。両方とも新作です。
写真は執筆時に大変お世話になったその名も『〆切本』(左右社)。

刻々と迫る納期、頑として転がらないプロット。タバコの本数と、吸うためにベランダへ出る回数が頻繁になり、やけくそで昼寝をしては自己嫌悪に目覚める夕暮れどき、いつもこの本が私のそばにいてくれました。「みんな〆切と一緒に書いてるんだよ、〆切と一緒だから書けるんだよ。」そっとめくる頁から何度励まされ、涙ぐんだことでしょう。登場する作家の言葉と生態に、我が劇団の劇作家を当てはめて一人興じたこともありました。
今は次作に向けて資料を集める日々。辛い時はまた『〆切本』を読み返すのだと思います。
有吉朝子
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