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劇団劇作家ブログ
現在、劇団劇作家に参加している劇作家がお送りする日常のあれこれ
あっという間に新年
2018年01月17日 (水) 10:46 | 編集
昨年に引き続き、本年も新年のご挨拶が遅れましてすみません。
相変わらず、筆不精の劇団劇作家です。
作家集団なのに筆不精、いや、作家集団だからこそ筆不精なのか…。
反省しきりでございます。そして、その筆頭が、代表の私でございます。

せっかく新年ですので、今年の抱負など。
といっても、全く個人的なことですが。

今年の抱負は二つ。
●「自分をあきらめない」
●「毎日こつこつ」

うわー、普通ですねー。これもう、普通過ぎて、できないことのベスト1ですね!(笑)

かなり昔の作品ですが、登場人物の一人が夢をあきらめるミュージカルを書いたことがあります。
世の中に流布している「夢はあきらめなければ必ず叶う」という言葉がとても危険なものに思え、若者が、がむしゃらに頑張ってあきらめないことでボロボロになって「こんなに頑張ったのにダメなのは自分がダメだからだ」と死にたくなったりしなければいいけれど…、と心配のあまりに入れたエピソードでした。自分もまたそういう若者だったからなんですねけど(笑)。きっとこの世界には、若者や子どもたちに、「高く飛べ!」と言ってくれるおとなと、「落ちても大丈夫だからね」と下でマットレス敷くおとなの両方が必要で、どうも私は後者のようです。その作品の中で、夢をあきらめた友達に言うセリフとして、私はこんな言葉を書いていました。
「夢を捨てないことより自分を捨てないことを選んだんだ、偉いよ」

昔書いた自分の言葉が今の自分に話しかけて来るようです。
日々の仕事や勉強や日常のちょっとした事の中で、私たちは日々選択を繰り返しています。そのなかで、「やりたいことをあきらめたのか自分自身をあきらめたのか」と、最近、思うことがあります。好奇心のままにやりたいと思ったことをいくつやってみていくつあきらめても、それは笑い話でかなわない。けれど、「今あきらめたのは、やることじゃなくて自分自身だ」と思う局面に出会ったとき、それは、「やること」そのものの問題ではなくなる…。
そんなとき、立ち止まって、「自分をあきらめない」と、心に呟けたらいいなぁ…と、むっちゃ負けてあきらめそうな「へたれ」の私はそう思いましたとさ。

そしてもう一つ、「毎日こつこつ」。
今、今年が16日目ですが、今のところ続いています。わぁ、すごい!
これがいつまでもつやら…と考えた時点でできない前提になるので、ごたいそうには考えずに、やれたらと思います。
もしもこれができたら、もはや人が変わったってことだな…って、今までどんだけ続けることがダメダメだったんだって話ですね。(笑)

こんなんですが、本年もどうぞよろしくお願いします。

篠原久美子


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