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劇団劇作家ブログ
現在、劇団劇作家に参加している劇作家がお送りする日常のあれこれ
所属力
2018年04月08日 (日) 22:28 | 編集
皆様、こんにちは。
池田恵です。
ブログに登場するのは1年以上ぶり2度目でございます。
以前、篠原さんに、このテーマでブログを書いてみたらと言われましたので、僭越ながら書かせて頂きます。

「所属力」
この様な単語はどこにも存在しません。
ですが存在はせずとも、この言葉でしか説明できないものを私はずっと感じているのです。

劇団劇作家が結成されて10年以上。
代表である篠原久美子さんはじめ、劇団に所属するメンバーがたくさんの素晴らしい戯曲を生み出し続け、劇読みという大々的なリーディング公演も過去6回行われ、着実にその実績や信頼が各所へ広がっています。

私は2016年に所属はしましたが、他の方の様に賞を獲ったり、最終選考に残ったり、名作を生みだした訳でもない…そんな私が今度、日本劇作家協会の戯曲セミナーに通っていた同期達と公演を行う事になりました。
公演するとはなったものの演出をどなたにお願いするか、頭を悩ませていた所、劇団劇作家を通じ、とんでもない方に演出をして頂く事になったのです。
その方とは、劇団フライングステージの関根信一様。
ご自身の劇団だけでなく、劇団劇作家の劇読みの演出や多数の外部演出も手がけられ、素晴らしい評価を受けている関根さんに私なんかの作品を…と恐れ多い気持ちもありましたが有難い事に了承して頂き、今とても貴重な経験をさせてもらっています。

先日関根さんにお話を伺う機会があり、改めて私の作品の演出を何故引き受けて頂いたのかとお聞きした所「劇団劇作家の黒川陽子さんから、メンバーの池田さんという人の本を演出してもらえないかという連絡を貰って、読ませてもらい僕で良ければという事でお引き受けしました」という答えを貰い、劇団劇作家がいかに凄いものであるかという事を実感したのです。

今回の様に、全く実績の無い私でも劇団劇作家のメンバーだから可能となった。
劇団劇作家に所属しているからこそ得られる力がある。
それを私は勝手に所属力と呼んでいます
本来ならば長い時間をかけて築き上げないといけない信頼や実績を「劇団劇作家のメンバーだから」という理由で得ることが出来たのは、間違いなく劇団劇作家の今までの活躍があったからであり、メンバーの皆さんに感謝と尊敬の想いしかありません。
私はそれをお借りしただけに過ぎないのですが、皆さんのやってきた実績に泥を塗らない様、得てきた信頼を更に劇団へと積み重ねる事が出来る様に頑張りたいと強く思いました。

もしよろしければ、私が戯曲セミナーの同期達と行う公演であり、関根信一さんに演出をして頂く作品を是非見に来て下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

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演劇設計局コミュニケ公演
ゲキサク×4〜短編劇集〜

■作品紹介
元禄浪漫奇譚~異聞之壱~

あらすじ:
赤穂事件…元禄十五年十二月十四日の未明に起きた、日本史において有名な事件の一つ。
その事件から約二か月後。英雄とされる大石の前にあの男が意外な形で現れた。
大石推しの大名と報酬優先の医者を巻き込んで、あの男から大石に対しある要求が突き付けられる!

作:池田恵
演出:関根信一(劇団フライングステージ)
出演:檀上太郎(創造集団g-クラウド)、杉浦直(Teamかわのじ)、小林将司、三浦碧至

■スケジュール
1ステージ2演目上演
4/20(金)19:00 A / 21:00 B
4/21(土)13:00 A / 15:00 B / 17:00 A / 19:00 B
※私の作品はAの時間帯です。
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の15分前です。

■会場
綜合藝術茶房 喫茶茶会記
東京都新宿区大京町2-4
東京メトロ丸ノ内線・四谷三丁目駅・出口1から徒歩3分

■チケット
前売2,000円 / 当日2,300円
1ドリンク付・全席自由
半券割引:チケットの半券をお持ちいただいたお客様は、次の回より1,500円にてご観劇いただけます。

■ご予約
https://www.quartet-online.net/ticket/cmnq?m=0hcebhd

■ホームページ・SNS
ウェブサイト http://communique.work
ブログ https://ameblo.jp/theater-communique
Twitter https://twitter.com/theater_cmnq
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