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劇団劇作家ブログ
現在、劇団劇作家に参加している劇作家がお送りする日常のあれこれ
『劇読み!サバイバル』無事に終了しました。
2020年12月04日 (金) 11:48 | 編集
劇団劇作家の新企画『劇読み!サバイバル』は、おかげさまで無事にイベント終了致しました。

12月1日、2日の2日間に渡り、俳優の皆様によるリーディングの後、その作品についてのディスカッションを、スタッフ俳優含めた全員で行うという本企画。

1日目は福山啓子と有吉朝子、2日目は池田恵、モスクワカヌ、坂本鈴の作品をとりあげて、
時節柄、無観客でのイベントとはなりましたが、リーディング、ディスカッション共に俳優スタッフの皆様に前向きにご参加いただき、とても充実した2日間となったのではないかと思っております。





自作のリーディング前は皆緊張した面持ちでしたが、リーディングとディスカッションが終わった瞬間、晴れやかになる劇作家メンバーの顔。
自分の作品が形になる瞬間はとてもありがたく嬉しいですが、人の目に初めてお披露目することは、作家にとっては怖い時間でもあるのです。



福山さんに手を握ってもらう坂本さん。



ふと見ると遠い目になっている池田さん。


自作のリーディングが終わった後、緊張から解放された有吉朝子さん。




自作のリーディングが終わり、スッキリとした表情のモスクワカヌと対照的な、まだ緊張状態にある坂本鈴さん。


劇団劇作家では、作品についてのディスカッションをする時、「リズ・ラーマン方式」というやり方を採用しています。
作者や作品を傷つけたり貶めたりすることなしに、作品をブラッシュアップしていくために有効と言われている方式で、4つの段階を踏んで意見を出しあいます。

普段は劇団員同士で行っているこのディスカッションに、今回俳優スタッフの皆様にもご参加頂きましたが、それぞれの段階で活発な意見がでて、時に笑いあり、時には鋭いツッコミや疑問を呈されることもあり。軽やかながら真剣に、褒める時は大いに褒め、作品をもっとよくするための白熱のやりとりが交わされました。

今回のイベントの記録は、劇団のプロモーションビデオ作成に使用されるので、『劇読み!サバイバル』の空気の一端を、お誘いできなかった皆様にお届け出来るかと思います。

また、お客様と共に演劇ができる日まで、劇団劇作家メンバー一同、今の自分達にできることで演劇の灯をともし続けられたら。
演劇に関わる大勢の俳優やスタッフの方々も、同じ思いでそれぞれに過ごされているのだと思います。

皆で無事に集まれるのが奇跡とも思える時勢だからこそ、皆様に検査や感染症対策にご協力を頂き、ご参加を頂けたことに、あらためて心から感謝の気持ちでいっぱいです。

また皆様とご一緒できる日まで、精進していきます。
本当にありがとうございました!


(文責:モスクワカヌ)
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